パンフレットや書籍のように何ページにもまたがる書物を冊子と言い、冊子を印刷することを冊子印刷と言います。ページ立てになっている書物は、1枚の紙を半分に折った紙面が積み重なって出来上がっています。そして1枚の紙には表面の右ページ(以下頁と表記)と左頁、裏面の右頁と左頁の計4頁が印刷されています。このことから、冊子印刷では頁は4頁ごとに増えていきます。街角で無料配布されているパンフレットを調べてみると分かりますが、すべてのパンフレットの頁数は8頁、12頁、16頁などの4の倍数であるはずです。一般的に印刷しやすいのは16頁です。参考までに16頁の場合の面付を見てみましょう。横書きでページを右から左に開く冊子の場合、まず1頁目の表紙は紙の表面の右側に来ます。そして左側には裏表紙が来ます。裏面には右側の頁が15頁、左側の頁が2頁となります。これで表紙の裏面が2頁、裏表紙の裏面が15頁となるのです。2枚目の紙の表面は右側が3頁、左側が14頁です。そしてその裏面には右側に13頁が、左側に4頁が来ます。3枚目の紙では、表面の右側が5頁、左側が12頁、裏面の右側が11頁、左側が6頁です。4枚目の紙では、表面の右側が7頁、左側が10頁、裏面の右側が9頁、左側が8頁です。冊子印刷を専門の印刷所に依頼する場合は、このような面付の知識は必要ありませんが、自宅のプリンターで中綴じの小冊子を作成する場合は面付の知識が必要となります。文房具に詳しい人でしたら、中綴じ用のホッチキスが販売されているのをご存じだと思います。この中綴じ用のホッチキスを使用することで自宅でも簡単な小冊子を印刷製本できるようになりました。自宅での冊子印刷の際に必要となるのが、先に述べた面付の知識です。覚えるのが大変であれば、自宅で簡単に面付のページ番号を確認できる方法があります。自宅にあるA4のコピー用紙を用意してください。まずコピー用紙の長い辺を2つ折りにします。2つ折りの状態でもう一度長い辺を2つ折りにします。そしてもう一度長い辺を2つ折りにしてください。長方形の長い辺を3回2つ折りにするわけです。